箱根温泉箱根湯本温泉の人気温泉・ホテル・宿泊施設の紹介
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先日乗ったタクシーの運転手さん。50代だと思う、たぶん。温厚そうな声音と雰囲気。「普段あまり通らない方面なんですが、駅までなら大丈夫です!」とおっしゃるので「あ、普段はどの辺エリア走ってるんですか?」となんとなく聞いてみたら「新宿が多いですねー」とのこと。「西新宿のホテルとかにつけてることが多いんですよーハイアットとかね、外国のお客様が多いので、私もこの年で英語とか必要に迫られて少し練習したんです。こちらで大丈夫ですか?とか、お釣りです、とか、簡単な言葉しかしゃべれないけど」と、にこにこ。「すごいですねー! 日本に居ながらにして英会話が上達するなんて、滅多にないことだと思いますよ」と相槌を打つと「娘がね、教えてくれたんですよ、英語。1年だけ留学したんで・・・よく使う言い回しとか、習ってるんです。今は結婚して、一緒に暮らしてないんですけどね・・・今週末、御飯食べるんです。娘の旦那も一緒に」と、うれしそう。話の流れは極めて自然だったけど、自分が英語を話せるようになって嬉しくて誇らしいっていう話なのかなーと最初はほほえましく聞いてて、娘さんの話になったから「英語が習えて嬉しいし、娘を留学させてよかったー」っていうことなのかな、ともっとほほえましくなった。で、けっきょく「今週は娘と会って一緒にごはん食べるぞ!」というのがすごくうれしいんだな、このドライバーさん、と思ったら、なんだかかわいらしくてキュンとしました。景色のいいお店を娘さん夫妻が予約してくれたそうなので、天気、回復するといいですね、と降り際に私も自然に言っていた。こういうおとうさん、いいなあ。何を話してても、いつも娘さんのことを考えてるから自然に話に出したくなっちゃう、みたいな感じがとてもよかった。私は割と、お孫さんとか子供さん、もちろん奥さんの自慢をはにかみながらする運転手さんって好き。自分の家族関係が比較的薄めなせいか「孫にクリスマスプレゼントを買ったのにクリスマスは乗務があって渡せないんですよ」なんて話を聞くと、乗ってる私に言われても、とは不思議に思わないんですよねー。来年はクリスマス当たらないといいですねー。お誕生日は遠いんですか?とか言っちゃう(笑)。会社に入った時に、当時の上司から、お前も社会人になって、これからタクシーに乗る機会が増えるだろう。運転手さんの話って面白いぞー下手な有名人の取材なんかより、と言われたことがあるんだけど(その人は、運転手さんと仲良くなるためにスーツのポケットにキャンディとか入れるようにしてたんだって)確かに、こういう聞かせてもらった方もなんだかにやけてしまうようなトークをしてくれる運転手さんって結構います。以前は、苗字が一緒の運転手さん(私の旧姓は、ちょっとインパクトがあって、同姓の人ってあんまり知り合いにもいないしなかなかお目にかかる機会がない)とこの苗字の不便さ、縦書きにしにくさなどで盛り上がったことも(笑)。職人肌で、会社がナビを入れても俺は自分で道路覚えてますよ!ナビより早いですよ!と、裏道をくねくねいって、確かに想定していた時間より10分近く早くうちまで行ってくれた運転手さんもいた。思わず拍手しちゃった。朝4時まで仕事して、ぬけがらみたいになって乗り込んだら運転手さんに「この時間って始発のスチュワーデスさんとかキレイな人乗せることが多いんですよ~。お客さんも可愛いですね!」と言ってくれて、編集部でつらいことがあったんだけど、お世辞と1から100まで分かっててもなんだか元気が出たこともあったなあ。逆に疲れる話になることもあるけど・・・ダブル不倫の挙句お互いの配偶者を棄てて一緒になった、という昼ドラばりのどろどろの運転手さん・愛の歴史を一方的に聞かされて、最後に、最近はやってる演歌(無名だった女性が歌ってブレイクしたあれ。♪あーこの世に生まれーめぐり逢うー奇跡よ~)を「おれたちのテーマソングみたいだなって言ってるんすよ」と歌われた。このときは、ちょっと疲れた(笑)。しかし、あの歌って、「シルエット・ロマンス」の♪あーあなたにー恋心奪われてーって歌にサビがそっくりなのは気のせい??以前、作家の向田邦子さんがエッセイで「車中の皆さま」という自分が出会った運転手さんとのやりとりを書いていたのがあったけど、確かに、物書きの人なんかには絶対ネタになると思います。
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先日乗ったタクシーの運転手さん。50代だと思う、たぶん。温厚そうな声音と雰囲気。「普段あまり通らない方面なんですが、駅までなら大丈夫です!」とおっしゃるので「あ、普段はどの辺エリア走ってるんですか?」となんとなく聞いてみたら「新宿が多いですねー」とのこと。「西新宿のホテルとかにつけてることが多いんですよーハイアットとかね、外国のお客様が多いので、私もこの年で英語とか必要に迫られて少し練習したんです。こちらで大丈夫ですか?とか、お釣りです、とか、簡単な言葉しかしゃべれないけど」と、にこにこ。「すごいですねー! 日本に居ながらにして英会話が上達するなんて、滅多にないことだと思いますよ」と相槌を打つと「娘がね、教えてくれたんですよ、英語。1年だけ留学したんで・・・よく使う言い回しとか、習ってるんです。今は結婚して、一緒に暮らしてないんですけどね・・・今週末、御飯食べるんです。娘の旦那も一緒に」と、うれしそう。話の流れは極めて自然だったけど、自分が英語を話せるようになって嬉しくて誇らしいっていう話なのかなーと最初はほほえましく聞いてて、娘さんの話になったから「英語が習えて嬉しいし、娘を留学させてよかったー」っていうことなのかな、ともっとほほえましくなった。で、けっきょく「今週は娘と会って一緒にごはん食べるぞ!」というのがすごくうれしいんだな、このドライバーさん、と思ったら、なんだかかわいらしくてキュンとしました。景色のいいお店を娘さん夫妻が予約してくれたそうなので、天気、回復するといいですね、と降り際に私も自然に言っていた。こういうおとうさん、いいなあ。何を話してても、いつも娘さんのことを考えてるから自然に話に出したくなっちゃう、みたいな感じがとてもよかった。私は割と、お孫さんとか子供さん、もちろん奥さんの自慢をはにかみながらする運転手さんって好き。自分の家族関係が比較的薄めなせいか「孫にクリスマスプレゼントを買ったのにクリスマスは乗務があって渡せないんですよ」なんて話を聞くと、乗ってる私に言われても、とは不思議に思わないんですよねー。来年はクリスマス当たらないといいですねー。お誕生日は遠いんですか?とか言っちゃう(笑)。会社に入った時に、当時の上司から、お前も社会人になって、これからタクシーに乗る機会が増えるだろう。運転手さんの話って面白いぞー下手な有名人の取材なんかより、と言われたことがあるんだけど(その人は、運転手さんと仲良くなるためにスーツのポケットにキャンディとか入れるようにしてたんだって)確かに、こういう聞かせてもらった方もなんだかにやけてしまうようなトークをしてくれる運転手さんって結構います。以前は、苗字が一緒の運転手さん(私の旧姓は、ちょっとインパクトがあって、同姓の人ってあんまり知り合いにもいないしなかなかお目にかかる機会がない)とこの苗字の不便さ、縦書きにしにくさなどで盛り上がったことも(笑)。職人肌で、会社がナビを入れても俺は自分で道路覚えてますよ!ナビより早いですよ!と、裏道をくねくねいって、確かに想定していた時間より10分近く早くうちまで行ってくれた運転手さんもいた。思わず拍手しちゃった。朝4時まで仕事して、ぬけがらみたいになって乗り込んだら運転手さんに「この時間って始発のスチュワーデスさんとかキレイな人乗せることが多いんですよ~。お客さんも可愛いですね!」と言ってくれて、編集部でつらいことがあったんだけど、お世辞と1から100まで分かっててもなんだか元気が出たこともあったなあ。逆に疲れる話になることもあるけど・・・ダブル不倫の挙句お互いの配偶者を棄てて一緒になった、という昼ドラばりのどろどろの運転手さん・愛の歴史を一方的に聞かされて、最後に、最近はやってる演歌(無名だった女性が歌ってブレイクしたあれ。♪あーこの世に生まれーめぐり逢うー奇跡よ~)を「おれたちのテーマソングみたいだなって言ってるんすよ」と歌われた。このときは、ちょっと疲れた(笑)。しかし、あの歌って、「シルエット・ロマンス」の♪あーあなたにー恋心奪われてーって歌にサビがそっくりなのは気のせい??以前、作家の向田邦子さんがエッセイで「車中の皆さま」という自分が出会った運転手さんとのやりとりを書いていたのがあったけど、確かに、物書きの人なんかには絶対ネタになると思います。
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