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「スリランカ軍、最後のLTTE拠点進攻(ニューデリー26日)」上記の記事を見て、誰も関心を持たないと思いますが、以前スリランカで経済活動をしていた私にとっては目が釘付けになってしまいました。15年以上前にスリランカの高僧アーナンダ氏のご縁でスリランカに投資をしていました。当時活動しているコロンボ市内では内戦の影響はなくて治安は安定していました。ところが常宿のヒルトンホテルが自爆テロで爆破され、60数名がなくなりました。私はスリランカ出張の5日前で幸いにも難を逃れることができました。その後も中央銀行の爆破で100人近くが亡くなり、続いて列車爆破で70人死亡し、約800人が負傷しました。翌年政府軍は大規模な反攻作戦を開始しましたが、ところが各地で敗北を繰り返していました。この状況だと私が拠点にしているコロンボ市内も危ういと感じて スリランカから一切手を引いてしまいました。帰国してからも、現地から情報を常にもらっていました。日本の新聞では、あまりスリランカの記事は載りません。帰国直後にコロンボ・マラダーナ駅で自爆テロ、コロンボ集会で爆破、石油基地爆破など、とても再開する気も起こりませんでした。1999年「チャンドリカ・クマラツンガ大統領テロの襲撃で負傷」の記事が日本の新聞に載り気持ちが落ち込んでしまいました。といいますのは、大統領とは高僧アーナンダ氏の引き合わせで大統領官邸に呼ばれて、拝謁させていただき、その後も秘書官を通じて便宜を図ってもらっていました。1996年に日本訪問の時も拝謁をたまわり、その凛とした気品と優しい笑顔に圧倒されてしまいました。ちなみに大統領は女性です。彼女はスリランカ屈指の良家の出です。大統領の両親は共に首相経験者、父は59年に暗殺、映画俳優でSLMP総裁の夫も父親同様に過激派に暗殺されました。94年に圧倒的な得票率で大統領に選出され、96年に始めて訪日されました。訪日当時はまだ40歳後半、美人で魅力的な人でした。この魅力的な大統領が「テロの攻撃で負傷」との記事で。現地に電話して聞きましたら「集会場から車に乗るときに大統領を狙った自爆テロが会場を爆破した、大統領は失明された。」お顔も損傷されたのではないかと心配で胸が潰れる思いでした。そして26日久しぶりにスリランカの記事を目にしました。内容は「スリランカ政府軍、LTTE(イーラム解放のトラ)の最後の拠点を制圧、LTTE掃討の任務は95%を完了,戦闘がほぼ終結したと宣言した。」あの弱い政府軍がやっと勝ったのです。現在の大統領のお名前も知りませんが、大統領が代われば終結も早まります。スリランカの内戦は、南部に定住しているシンハラ人と19世紀にイギリスがプランテーションのためにつれてきたインドタミル人との武力抗争です。タミル人の要求は北部一帯と島の両側海岸沿いの一帯の一部を要求して独立を主張しています、後からやってきて異民族にしては要求が強欲すぎます。元々の住民であるシンハラ人が納得するはずがない。しかもシンハラ人は人口の70%、インドタミル人はわずか20%足らずです。例によって宗教が違います、タミル人はヒンズー教徒、シンハラ人は仏教徒、残りはイスラム教徒です。なぜ政府軍がいつも劣勢だったか、それはタミル人のバックにはインド政府が援助しています、そのうえ世界に散らばっている成功したタミル人たちやヒンズー教徒たちから資金援助を受けており、初期の頃は中国とも連携していたとの噂もありました。それに比べて政府軍は武器も旧式で戦闘なれしていませんでした。2003年世界中の70カ国代表が東京に集まり、和平調停の会議が開かれました。優しい日本政府はLTTEが欠席したにもかかわらず双方に日本の血税1千億円の復興支援を決定しました。しかしこの資金は双方の武器購入に使われ2004年に闘争を開始。双方どちらかが消滅しないかぎり停戦合意は単なる時間稼ぎにしかすぎません。スリランカは過去何回も停戦合意をしていますが直ぐに闘争が再開します。世界においても一方が完全降伏か または消滅しないかぎり無期限停戦など守られたためしはありません。中東和平もしかり、オバマは「スマートパワー」を掲げて国際社会を巻き込んで中東やアフガンで外交を成功させようとしていますが、無理なようなきがします。こんかいスリランカ政府軍が勝利を収めたのはおそらく甘い和平などに頼らずに徹底してLTTEに攻撃を断行したからだと思います。こんご「タミル・解放のトラ」は住民を盾にゲリラ戦を展開すると思われますが、政府軍は住民被害を恐れて手を緩めれば、また再びLTTEは力をつけてきます。国際非難を恐れずに住民被害には目を瞑って徹底してLTTEを消し去るべきです。優しさはかえって被害を大きくし戦争も長引きます。世界の紛争で政治的解決や、話し合い説得がいかにむなしいことか!人間は学習を積まない動物なのです。現実と理想の乖離を埋める妥協が苦手な動物なのです。 ← クリックしてもらえると励みになります。

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