川合俊一のモテモテ人生

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中学校時代は学校一高校時代は東京一社会人になってからは日本一これはスポーツキャスターでありタレントの川合俊一自らが豪語したモテ具合だ。信じられないことだが、バレーボール選手が引退後もタレントとして食っていけるには敵を作らない処世術にあるようだ。中学生のころから甘いマスクだった川合は中学校からバレーを始める。背も高くなりスポーツができるとあって、中学校からモテはじめる。休憩時間には川合の教室にラブレターを持ってくる女の子で溢れ、それを阻止しようとするクラスの女の子の間でバトルもあった。下駄箱は手紙の山で靴が入らなかった。高校へ進学するに当たっては、校内で女子同士が諍いを起こすことを懸念して男子校へ進学した。明大中野高等学校へは秋葉原から総武線に乗って通った。春高バレーの活躍で有名になった川合はいつも前から3両目に乗ることにしていた。3両目だけは女子高生やOLでギュウギュウ詰め超満員。当時はOLからも声をかけられ、喫茶店でお茶していた。日体大に進学すると、20歳で全日本入りすると、人気もうなぎのぼり。当時は神様に「モテなくなりますように」と願った、という。大学1年の時のエピソードで川合の処世術の一端が覗く。厳しい体育会系。週3回は先輩から集合をかけられる。ミスをしたときの連帯責任で、目を瞑ったまま2時間正座して両手を挙げたままの姿勢をとらされる。1年生の川合はジュニアの全日本選手に選ばれていたので、「JAPAN」のロゴが入ったジャージをたくさん持っていた。そこで、怖い先輩にJAPANのジャージを貢いでいた。それが奏功した。ある日の集合では「川合!」と名指しされた。全員目を瞑っている。同級生は川合が血祭りにあげられているものと思っていたが、ジャージを貢いだ先輩と裏で2時間休憩していた。休憩が終わると、先輩が川合を殴っているふり。同級生からは「川合、悪かったな。すまない」。卒業後は富士フィルムに入社。寮は足柄山にあった。川合の部屋は６畳一間。このころには全日本でも活躍していたのでプレゼント攻勢がすごく、川合の部屋に入りきれないので、プレゼント部屋を２部屋も提供してくれていた、という。さらにバレンタインデーともなると、４トントラックで４台分のチョコレートが全国から届いた。川合が芸能界に入るきっかけとなったのは、練習が終わると毎日のように六本木へ飲みに行っていたことに起因する。足柄山からタクシーで東京まで行くと、当時はタクシーで２万５０００円はかかるが、タクシー代も使わずに飲みに出かけていた。川合が毎晩のように六本木へ出かけていることを知ったファンが寮の前で車で待っているのだ。しかも客待ちのタクシーのように何台も。それをローテーションで使っていた。帰りは「渋谷のマルキュウ前６時」といえばその時間に待っていた。全日本選手といえども当時の川合は富士フィルムのサラリーマンで給料は手取りで１６万円。そんな川合がなぜ毎日六本木で飲めるのか？飲みに行くのはクラブなのだが、ママが「まだ若いんだから、あなたが払わなくてもいい。他のお客さんにつけとくから」というと客の間で「お～い、こっちにつけとけ」と川合の支払いの争奪戦が展開された。なんともいい時代だ。毎日のように飲んでいたおかげで、ロサンゼルスオリンピックのメンバーに選ばれた、というのだから川合はとことんついている。最終オリンピック出場メンバーを決めるために海外遠征に出かけた。１３人から１２人。１人落ちる。みんな時差ぼけで試合にならない中、川合だけ動きがいい。それもそのはず、その時間はいつも飲んでいる時間だったからだ。六本木の帝王の異名を持つ川合。そういう場で自然と芸能人とも知り合うことになる。その中の一人が２０年来の付き合いになるモト冬樹。「遊びのテリトリーが同じなので、どこへ行っても俊ちゃんがいる。知り合いのマンションでのパーティーでも会ってそれからの付き合い。幹事をやらせたら俊ちゃんの右に出るものはいない。集合場所は川合の周り。頭２つも出ているので目印になる。一緒に飲んでて楽しい」芸能界には芸能人の派閥がある。その一角ともいえるのが川合・東山連合。東山とは少年隊の東山。きっかけは少年隊が「仮面舞踏会」で新人賞を獲った時、富士フィルムも日本一になりパーティーが同じホテルで開かれていた。そこで遭遇することになりつきあいが始まる。こうして現役時代から芸能界人脈も着々と築き上げてきた。川合はスポーツ界に顔が広く清原を軸に古田、広沢、池山の元ヤクルト勢、さらにサッカーでは三浦カズ、ラモスの人脈を持つ。こんなモテモテ人生の川合にも唯一直せない欠点がある。それは潔癖症。未だにトイレのドアノブは素手では触れない。チャンチャン。人気ﾗﾝｷﾝｸﾞ

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