無線LANについて

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無線LANで使用している通信周波数帯は、2.4GHz帯の電波です。

この帯域は「特定小電力無線」といって、免許などの許可申請

無しで使用することが出来ます。（他の電波帯域もあります。）

そして、この電波帯域は「電子レンジ」でも使用されています。

他に2.4GHz帯電波を使用している機器：

無線LAN・Bluetooth・SS無線機器・なんとWiiのコントローラー！

無線LANは、主にIEEE802.11b/gの無線規格にて通信を行っています。

PC用の無線LANは全部で13CHありますが、周波数帯が重なっている

ために、同一エリアでは3つのグループしか安定して使用することが

出来ません。（多少は重なっても大丈夫なので、もう少し有るかな？）

例）1CH・7CH・13CHとすると周波数帯が重ならないため、安定。

無線LANのモデムは自動的に通信環境が良いCH（ノイズが少ない）を

スキャンします。

では、何故「ネットが繋がりにくい現象」が起きるのでしょう？

それは、同時に複数の無線LANグループが存在した場合、通信CHの



競合により通信エラーが発生し、リトライの回数が増えるために応答

速度が遅くなり、繋がりにくくなっているように見えるのですねぇ。

また、802.11bでは通信最高速度は11Mbpsですが、通信速度の可変に



ついては、車のシフトアップのように1Mbpsから順に可変していきます。

通信環境が悪い場合（距離・障害物・ノイズ）では、低い通信応答

速度のままとなるため遅くなり、あわせて、トラッフィック（まぁ、

通信データが高速道路の渋滞にはまる様なもの）が混んでいたら、

さらに遅くなります。

よく聞くのが、時間帯によって「切れたり、固まったりする。」こと。

その時間帯は（17：00～19：00）に集中されていることが多いようです。

実はこれ・・・電子レンジの発生する電波の影響と推測されます。（笑）

あちきの経験では、無線LANシステムを大規模に導入した現場で、

夕方になると通信速度が極端に落ちる現象が発生して難儀しました。

現地調査・確認をしたところ、現場の隣に大きなマンションがあり、

20：00すぎると、ぱたっと影響が無くなったので、そこからの電子

レンジによる電波的ノイズが影響していたのではないかという結論に



達しました。

「電子レンジ」の場合には、電波を出すだけで通信しませんので、

使っている側はどんな影響があるか判りませんしね。（笑）

ご家庭で無線LANを使っていて、もし「ネットが遅くなった？」は



電子レンジかも？（笑）

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