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8時起床。大浴場でゆっくりと風呂につかった後、充実したバイキングの朝食。スタッフやゲストなどがほとんど同じホテルに泊まっているので、あんな人もこんな人も朝食の場にいる・・・。みな同じ釜の飯を食う、というところが非都市型映画祭の醍醐味のひとつかもしれません。

東京からのメールによれば、東京も雪?せっかく夕張で雪が見られて興奮しているというのに、もったいない。少しずらしてくれればいいのに。

ところで、一応改めて解説しておくと、夕張映画祭は正式には「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」という名称で、その名の通り「ファンタスティック」な映画が中心に扱われます。ファンタスティック映画とは、狭義ではSFやホラーになるのかな。広義だとアクションものなども入ってきて、僕はざっくりと非日常映画みたいなくくりで理解しています。

夕張のセレクションは、ファンタ的な作品が主ではありますが、それに縛られ過ぎることなく、なんでもありだよという精神を保った上で自由なプログラミングになっている印象です。

今日は「オフシアター・コンペティション」部門を中心に見ることにして、11時から20時くらいまでひたすらコンペ。若い人の作品が多いですが、いずれもが水準以上の出来で、さすがはゆうばり。

中でも僕が特に気に入ったのが、入江悠監督『SR サイタマノラッパー』という作品。埼玉の片田舎でラッパーを目指す青年たちの物語ですが、地方都市が持つ閉塞感と、若者が託すラップへの希望は、今や世界のどの国にも共通しうるテーマであって、とてもいい。閉塞感を描きながら開けているという、日本映画が苦手としている展開をやすやすとクリアしている点が痛快で、このままロッテルダムでもベルリンでも確実に通用する作品ですね。

ワンシーン・ワンショットの効果も非常に巧みで、監督にも興味が沸きます。上映後のトークで、プログラミング・ディレクターの塩田時敏さんが、「入江監督の最初の短編をかつて夕張でセレクトしたとき、正直言って周りからは反対された」と言っていましたが、今やこんなに優れた作品が撮れるとは、監督も偉いですが、塩田さんもさすがです。

このまま公開できるよなあ、と思いながら見ていたら、3月に池袋のシネマ・ロサでレイトショー公開されるとのこと。よかった。

高柳元気監督の『マジ!?』も結構好きで、おバカな中卒男子が繰り広げる青春映画。笑わせるタイミングの演出がもう少し洗練されるともっとよいのだけど、好感の持てる作品でありました。

コンペで4本の長編と、5本の短編(60分以内)を見て、次は21時半から、「フォーラム・シアター」という部門でやぶさきえみ監督による『妖怪毛だくさん』という短編作品。やぶさきさんは去年役者として夕張に初めて来たらしく、あまりに楽しかったので今年も来るためにはどうすればいいだろうかと考えた末、自分で映画を作ってしまえということで脚本書いて主演して主題歌も歌って(元アイドルグループに所属していたこともあるそうな)、映画祭に応募したら採用された、ということだそうです。すごいですね。撮影10時間、制作費7千円には爆笑しましたが、夕張の底の深さを少し覗いた気分です。上映後には監督がカラオケでまた主題歌を歌い、独特の盛り上がりでとても楽しい。

そして22時半から、「ディープコアナイト」というオールナイトイベント。井口昇監督と西村喜廣監督大フィーチャーの名物企画で、噂に名高い両氏のふんどし姿もしっかりとナマで拝見!

いやあ、本っ当に面白かったです。貴重映像の上映あり、爆笑トークあり、ダンスパフォーマンスありで、まさに盛りだくさん。あれだけのクリエイターである両氏が、自ら体張って盛り上げていく姿(ふんどし姿で赤い羽根募金の赤い羽根を背中に刺される、とか)には心底感動。だって、本来は作品を見せるだけでも充分に面白い人たちなわけですから。

映画祭のゲストイベントって、普通は映画祭側の司会が監督を呼び込んで、そこで何らかの企画が行われることがほとんどですけれど、この場合は司会進行も最初から全部監督たちなので、まさに彼らが映画祭を主催しているように見える(実際ある意味そうなのでしょう)。これは本当にすごい・・・。夕張の真髄はこういうところなのかな。

今夜の白眉は、『片腕マシンガール』のスピンオフ短編である『hajiraiマシンガール』の、井口監督同時コメント付上映。もう腹を抱えて爆笑。これは、本当に見られて良かった!!いやあ、マジで最高でした。

5時過ぎまで続く企画だったのですが、2時過ぎに会場を出て、ホテルへ。夕張って、色々な人と交流する飲みが最高に楽しくて且つ有意義と聞いていたのですが、やはり僕はいつものように上映を欲張り過ぎて、全く人と飲めていない・・・。これは本当にジレンマだ!

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