ビバリーヒルズ・コップ

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・・・・・ スタッフ・キャスト  監督：マーティン・ブレスト 製作： ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー 脚本：ダニエル・ペトリー・ジュニア 撮影：ブルース・サーティース 編集 ビリー・ウェバー アーサー・コバーン 音楽：ハロルド・ファルターメイヤー 出演 アクセル・フォリー：エディ・マーフィー “ビリー”ウィリアム・ローズウッド刑事：ジャッジ・ラインホルド ジョン・タガート部長刑事：ジョン・アシュトン “ジェニー”ジーネッテ・サマーズ：リサ・エイルバッチャー アンドリュー・ボゴミル警部補：ロニー・コックス ヴィクター・メイトランド：スティーブン・バーコフ ハバード署長：スティーブン・エリオット トッド警部：ギルバート・R・ヒル フリードマン刑事：ポール・ライザー ザック：ジョナサン・バンクス セルジュ：ブロンソン・ピンチョット マイキー：ジェームス・ラッソ アメリカ映画 配給 パラマウント映画 1984年製作　105分 公開 北米：1984年12月5日 日本：1985年4月13日 制作費 $15,000,000 北米興行収入　$234,760,478 世界 $316,360,478   ・・・・・ アカデミー賞  第57回アカデミー賞  ・ノミネート 脚本賞 ・・・・・ ストーリー  デトロイト市警のアクセル・フォリー刑事(エディ・マーフィー)は、 毎度の行き過ぎ捜査で、トッド警部(ギルバート・R・ヒル)の怒り は収まらない。   ある日、ビバリーヒルズから来た幼馴染みで悪友のマイキー (ジェームス・ラッソ)が、盗んだ債券を持って現れるが、何者 かに殺されアクセルも怪我を負う。 トッドから、事件に関わることを禁じられたアクセルは、休暇 をとるいう口実でビバリーヒルズに向かう。   ビバリーヒルズに着いたアクセルは、得意のはったりで高級 ホテルのスイートルームに、シングル料金で泊まることに成功する。   もう一人の幼友達で、地元の高級画廊を任されているジェニー (リサ・エイルバッチャー)からの情報で、画廊のオーナーでも あるマイキーの雇い主メイトランド(スティーブン・バーコフ)の 元へ向かう。   しかし、アクセルは逆に不法侵入で捕まってしまい、 ビバリーヒルズ警察に連行される。   ボゴミル警部補(ロニー・コックス)は、タガート(ジョン・アシュトン) とローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)の2人をアクセルの監視役 に命じ、警察官だとわかったアクセルは釈放される。   デトロイトと違い治安のいいビバリーヒルズの様子に驚きながら、 タガートやローズウッドより上手のアクセルは、彼らを簡単にま いて単独捜査を始めてしまう。   殺されたマイキーのいた倉庫を調べたアクセルは、マイキーが 持っていた債券やコーヒーに目を付け手がかりをつかむ。   アクセルを見失ったことを、ボゴミルに叱責されたタガートと ローズウッドは、その後、今度はアクセルの尾行ついでに ストリップ・バーに付き合わされてしまう。   そこで、不審な二人組みに気づいたアクセルは、タガートらと 協力してその強盗を取り押さえる。 タガートとローズウッドは、手柄を立てたものの、管轄外でしかも ストリップ・バーに行った件をボゴミル追求され、アクセルの見張 りから外されてしまう。   アクセルは、屋敷から出てきたメイトランドを追跡し、会員制クラブ でメイトランドとその部下ザック(ジョナサン・バンクス)とトラブルに なる。   警察が駆けつけ、再び署に連行されたアクセルは、画商として 有名なメイトランドだが、実は裏では債券の密輸や、麻薬取引 をしている可能性があることをボゴミルに説明する。 しかし、ハバード署長(スティーブン・エリオット)の怒りを買い、 アクセルはローズウッドに付き添われ、ビバリーヒルズから 退去するよう命ぜられる。   途中ローズウッドを説得したアクセルは、ジェニーを連れ麻薬 の隠し場所へ向かう。   アクセルとジェニーはメイトランドに見つかり、ローズウッドが アクセルを助けるが、ジェニーは連れ去られてしまう。 メイトランド邸に向かったアクセルとローズウッドは、タガートを 呼び寄せ、3人は処分覚悟で屋敷に侵入する。   それに気づいたメイトランドは、部下にアクセル抹殺を命じ、 激しい銃撃戦になる。 署ではボゴミルが、メイトランド邸の動きを察知し現場に向かう。   ザックを倒したアクセルは、メイトランドに腕を撃たれるものの、 ジェニーを人質に取りなおも抵抗するメイトランドを、駆けつけた ボゴミルと共に射殺する。   そして、ローズウッドは仲間の援護を受け、メイトランドの部下達 を得意気に取り押さえる。   この騒動に怒り心頭のハバード署長だったが、ボゴミル、タガート そしてローズウッドの口裏合わせで、アクセルが責められること もなくなり、彼はビバリーヒルズを去ることになる。     ホテルに見送りに来たローズウッドとタガートは、アクセルの 宿泊代をビバリーヒルズ警察持ちで払い、ついでに買わされた バスローブをアクセルからプレゼントされる。   そして、別れを惜しむアクセルは、二人をバーに誘う。     アクセルに惚れ込んだ二人は、勤務中にも関わらず快く同行 してしまう。   ・・・・・ 解説  エディ・マーフィーが「48時間」や 「大逆転」で見せた天才の片鱗 を、何倍にもパワーアップさせ、 若くして一気にスーパースター の地位を手に入れた、代表作 にして記念すべき大ヒット作品。 明るく美しいビバリーヒルズの街並 みや雰囲気と、ポンコツ車にトレーナー とジーンズ姿のエディ・マーフィーの 飾り気のないキャラクターとのギュップ も面白い。 また、この作品が大ヒットした一因に、 随所に登場する歌と音楽の素晴らし さがある。 当時、ハロルド・ファルターメイヤー の”Axel F”、グレン･フライの ”The Heat Is On”、パティ・ラベルの ”Stir It Up”などは軒並みビルボード でNo.1を記録し、いたる所で流れて いたものだ。 自分も飽きもせず、聞きまくっていた ことを懐かしく思い出し、あまりの面白 さに、ニ週連続で映画館に足を運んだ ほどだ。 続編「ビバリーヒルズ・コップ2」までは 良かったが、パート3はガラリと雰囲気 が変わり地味になってしまったのは残念だ。   エディ・マーフィーの、物怖じし ないふてぶてしさ、瞬時に機転 をきかせるマシンガントーク、 ユーモアだけでない玄人受け するガン捌きや俊敏な身のこ なしは、実に頼もしく痛快でもある。   コメディー風の刑事アクション作品 には珍しい、アカデミー賞候補に なった脚本は、エディ・マーフィー の魅力を見事に生かし、切れの いいスピード感あるマーティン・ブレスト の演出は一気にクライマックスまで 突き進み、息つく暇もないほどだ。 エディ・マーフィーのスピードに付 いていけない、ジョン・アシュトンと ジャッジ・ラインホルドのデコボコ コンビの可笑しさも抜群だ！！   アクセルの旧友でロサンゼルス の協力者リサ・エイルバッチャー、 アクセルの良き理解者である ボゴミル警部補ロニー・コックス 、 凄みのある悪の黒幕スティーブン・バーコフ 、 真相を知らぬまま全て納得して しまう署長スティーブン・エリオット、 デトロイトのアクセルの上司 トッド警部ギルバート・R・ヒル、 同じく同僚のポール・ライザー、 メイトランドの右腕ジョナサン・バンクス、 画廊の店員ブロンソン・ピンチョット、 アクセルのかつての悪友ジェームス・ラッソ などが共演している。         ・・・・・ 予告編

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