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The 80th Annual Academy Awards

脚本家協会のストにより、開催が危ぶまれていたアカデミー賞が、なんとか行われました。今回は地味でしたが、アカデミー賞の素晴らしさは舞台の演出にあります。報道ではどうしても受賞作品にフォーカスしてしまいますが、実は授賞式自体が素晴らしいエンターテイメントとなっています。今回も、第79回アカデミー賞授賞式に続き授賞式の模様を中心にアカデミー賞を再発見します。

<オープニング>

今回はフル3DCGアニメでのオープニングとなりました。トラックがルート66っぽい道を走りLAに入ると、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンが追い抜いていきます。その後、スパイダーマンが横切り、イージーライダーが併走、そして後ろからはトランスフォーマーが追いかけてきます。トラックがトランスフォーマーをかわすと、直ぐにゴジラとキングコングが襲ってきます。

その後は、「北北西に進路を取れ」「ブレードランナー」「エイリアン2」「インディ・ジョーンズ」「スターウォーズ」「ハリーポッター」などから登場人物が次々に登場します。そう、ここはハリウッド!

ジョン・トラボルタやメリー・ポピンズ、シュレック、アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット、アラビアのロレンスたちが歩いているのは、コダックシアター前の大通りです。

一番初めに走っていたトラックがシアター前に到着すると、運転手がアーノルド・シュワルッツェネッガー(ターミネーター)だということがわかります。彼がトラックを降り、積荷を降ろそうとトラックの後ろの扉を開けると、そこには多数のオスカー像が表れます。

さぁ、いよいよ第80回アカデミー賞がはじまります!

今回の司会は、ジョン・ステュワート。

まずは、恒例の司会者によるロングトーク。今回は脚本家協会のストが終結したことについてをユーモアを交えて話ました。アカデミー賞を開催したいという気持ちが交渉を進める動機付けになったというエピソードは、ハリウッドらしいなあと感心してしまいました。

そして、彼はダニエル・デイ・ルイス、ケイト・ブランシェットハビエル・バルデム、ジュリー・クリスティを絶賛します。ジュリー・クリスティに関しては、夫のことを忘れてしまう除せが主人公ということでヒラリー・クリントンが大絶賛していると皮肉ったりしていました。

会場に来ている、ジョージ・クルーニー(隣には事故を起こしたあの彼女が!)、ジョニー・デップ(隣はバネッサ・パラディ)、ハリソン・フォード(隣はアリーMYラブのキャリスタ・フロックハート)、デニス・ホッパーを紹介しました。

この後、現在のアメリカの政治に関するジョークが続きます。どれもなかなか面白いのですが、日本人にはちょっとわかりにくかったかもしれません。ハリウッドの関係者のほとんどは民主党支持者ですが、現在の民主党の代表候補がヒラリーかオバマかについての話の中で「大統領が黒人または女性の場合、巨大隕石が自由に女神を直撃する」というジョークが飛び出しました。アカデミー賞らしいエピソードです。

<衣装デザイン賞: Achievement in Costume Design>

プレゼンターは、ジェニファー・ガーナーです。衣装デザインというのは、一見地味な仕事ですが、映画の場合は監督の意向にあわせデザインをして生地を選び、完成させます。その作業はとても膨大です。

ノミネート作品は「アクロス・ザ・ユニバーズ」のアルバート・ウォルスキー、独創的な衣装でした。「つぐない」のジャクリーン・デュラン、素材の選択が繊細で美しかったです。「エリザベス:ゴールデン・エイジ」のアレクサンドラ・バーン、中世ヨーロッパのコスチュームはアカデミー賞らしいノミネートです。「エディット・ピアフ」のマリット・アレン、色使いがフランスっぽかったです。「スウィニー・トッド」のコリーン・アトウッド、ティム・バートン監督のイメージをうまく実現していました。

受賞は、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」のアレクサンドラ・バーン。彼女は4回ノミネートされ、今回が初受賞です。賞が発表された瞬間「エリザベス」役のケイト・ブランシェットが涙を輝かせていたのが印象的でした。

●●●幕間:Oscar Icon●●●

バーブラ・ストライザンドがオスカー受賞の瞬間を思い出し語りました。

●●●特集:アカデミー賞80年間の歴史●●●

プレゼンターは、ジョージ・クルーニーです。ルーズベルトホテルで始まった映画賞が今日まで歩んできた歴史を映像で紹介しました。この映像は、今回のアカデミー賞でしかみれない非常に貴重なものでした。とにかくハリウッドの歴史、映画の歴史が凝縮されていたからです。カットごとに表れる俳優やスタッフの誰もが有名であり直ぐに思い出せるのです。そして、沢山の受賞者の受賞の瞬間、スタンディング・オベーション・・日本の映画賞では見ることのできない重厚で素晴らしいアカデミー賞の歴史を見せつけられました。

●●●幕間●●●

ジョン・ステュワートが何やら小さな箱を持っています。「アラビアのロレンス」を見ているそうです。「撮影技術が凄い!本当に楽しむならシネスコじゃないと!といいながら横にしたのはiPOD Touch。会場は大爆笑でした。

<長編アニメ賞 :Best Animated film>

プレゼンターは、深紅のドレスを着たアン・ハサウェイと「40才の童貞男」スティーブ・カレルです。時間がない中で、なかなか面白い台本ができていました。カレルは、ドキュメンタリー賞のプレゼンターだと勘違いして間違ったスピーチをしてしまうという設定でした。

ノミネートは、「ペルセポリス」「レミーのおいしいレストラン」「サーフズ・アップ」の3作品です。日本からの「鉄コン筋クリート」がノミネートされず残念でした。

受賞は「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バード。予想通りの受賞です。

<メイクアップ賞 : Achievement in Make UP>

メイクアップ賞のプレゼンターは、キャサリン・ハイグル。ノミネートは「エディット・ピアフ」のD.ラヴェーニュとJ.アーチバルド、見事な老けメイクを創作していました。「マッド・ファット・ワイフ」のリック・ベイカーと辻一弘、エディー・マーフィーを白人の老人へと変貌させるのはさすがです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のV.ニールとM.サミュエル、どれがメイクアップでどれがCGかわかりませんでしたが、ジョニー・デップは全部メイクでした。

受賞は、「エディット・ピアフ」のD.ラヴェーニュとJ.アーチバルドでした。勿論オスカー初受賞です。

●●●歌曲賞候補パフォーマンス●●●

A.メンケン、S.シュワルツによる「魔法にかけられて」の曲「Happy Working Song」を主演のエイミー・アダムスが歌いました。

●●●幕間:Oscar Icon●●●

マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズがオスカー受賞の瞬間を思い出し語りました。

<視覚効果賞:Achievement in Visual Effects>

ドゥエイン・ジョンソンがプレゼンターとして登場です。ノミネートは「ライラの冒険 黄金の羅針盤」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「トランスフォーマー」の3作品です。毎年このコーナーではノミネート作品がどのように作られたのかビデオで見せてくれます。今回の2作品はどれも驚く映像でした。陰ながらエンターテイメント映画を支えているスタッフが沢山いることを思い知らされます。

受賞は「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のM.フィンク、B.ウェステンホファー、B.モリス、T.ウッドでした。この作品にはリズム&ヒューズ社が関わっています。動物のCGを作らせたら世界でトップの同社が総動員して作ったCGIは、とてもリアルでした。

<美術賞 : Best Art Direction>

次はお腹の大きなケイト・ブランシェットの登場です。美術商のノミネートを発表しました。ノミネートは「アメリカン・ギャングスター」「つぐない」「ライラの冒険 黄金の羅針盤」「スウィニー・トッド」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」ノミネート紹介時にデザイナーが描いたコンセプトが画映画の一シーンになる映像が上映されました。どの映画も独創性に富んだ素晴らしい美術です。

受賞は、「スウィニー・トッド」のD.フェレッティとF.ロ・シアヴォでした。二人は「アビエイター」に次いで2回目の受賞です。ティム・バートン監督のイメージをセットとCGで見事に成立させています。彼らの仕事は評価されるべきです。本当に受賞できて良かったと思いました。

●●●特集:助演男優賞●●●

過去の助演男優賞の受賞を振り返る映像です。そこには様々な名脇役が登場します。カール・マルデン、フランク・シナトラ、ジャック・レモン、アンソニー・クイン、レッド・バトンズ、ジョージ・チャキリスウォルター・マッソー、ジョージ・ケネディクリストファー・ウォーケン、ジャック・ニコルソン、ショーン・コネリー、デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン、ロビン・ウィリアムス、ジェームス・コバーン、マイケル・ケイン、ベネチオ・デル・トロ、クリス・クーパー、モーガン・フリーマン・・・なんて凄い俳優陣でしょう!彼らの受賞を数分で一気に見せる編集も秀逸でした。

<助演男優賞 : Best Performance by an Actor in a Supporting Role>

感動のVTRのあとに登場したのは、昨年助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンです。彼女がプレゼンターを務めます。ノミネートは、「ジェシー・ジェームスの暗殺」のケイシー・アフレック、「ノーカントリー」のハビエル・バルデム、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」のフィリップ・シーモア・ホフマン、「イン・トゥ・ザ・ワイルド」のハル・ホルブルック、「フィクサー」のトム・ウィルキンソンです。誰が受賞してもおかしくない激戦となりました。

受賞は、「ノーカントリー」のハビエル・バルデムでした。彼は途中からスペイン語でスピーチをして会場をわかせました。

●●●幕間●●●

映画に登場した望遠鏡と潜望鏡のシーンを繋いだ短いVTRと悪夢を繋いだTVRを披露しました。

●●●歌曲賞候補パフォーマンス●●●

プレゼンターはケリー・ラッセルです。曲は映画「オーガスト・ラッシュ」から「Raise It Up」です。歌は11才のJ.S.ナッシュと聖歌隊でした。

<短編実写映画賞 : Best Live Action Short Film>

次は、オーウェン・ウィルソンがプレゼンターとして登場しました。短編映画とは40分以内の作品を指します。なかなか見る機会がないのですが、この短編には多様な名作が多数あるのです。皆さんも是非見てください。今年のノミネートは、「At Night」「代理教師」「Le Mozart Des Pickpockets」「Tanghi Argentini」「The Tonto Woman」です。

オスカーは、「Le Mozart Des Pickpockets」に渡りました。この映画が日本で上映されることを祈ります。

<短編アニメ映画賞 : Best Animated Short Film>

プレゼンターは、映画「Bee The Movie」のバリー・B・ベンソン、そうCGキャラクターです。バリーはプレゼンターのためのマイクの上に止まり話し始めます。「ボクが出演したのはBeeが初めてではないよ」。そして「エレクション」など蜂が登場する映画を何作か紹介しました。

ノミネートは、「I Met The Walrus」「Madame Tutli - Putli」「Meme les pigeons vont au paradis」「春のめざめ」「Pater & The Wolf」。今回は国際色豊かで人形アニメがおおくノミネートされました。

受賞は「Pater & The Wolf」でした。

●●●特集:助演女優賞●●●

過去の助演女優賞の受賞を振り返る映像が上映されました。白黒映像のメルセデス・マッケンブリッジからはじまりリタ・モリノ、エステル・パーソンズ、テイタム・オニール、メリル・ストリープ、ジーナ・デイビス、ウーピー・ゴールドバーグ、ミラ・ソルビーノ、ジュリエット・ビノッシュ、レニー・ゼルウィガー、レイチェル・ワイズ、ジェニファー・ハドソンなどの受賞の瞬間を感動的に編集していました。こうして続けて見ると、助演女優賞は本当の演技派が受賞しているなあとあらためて思いました。

<助演女優賞:Best Supporting Actress>

プレゼンターは昨年助演男優賞を受賞したアラン・アーキンです。ノミネートは、「アイム・ノット・ゼア」のケイト・ブランシェット、ケイトはボブ・デュラン役を演じています。なんと幅の広い女優でしょう!「アメリカン・ギャングスター」のルビー・ディー。素晴らしい演技を披露していました。「つぐない」のシアーシャ・ローナン、記憶に残る演技でした。「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のエイミー・ライアン、とても渋い演技でした。お見事です。「フィクサー」のティルダ・スウィントン、監督のイメージに合った芝居に驚かされました。

受賞は「フィクサー」のティルダ・スウィントン。映画とは全く違う容貌に驚かされた方もおおかったのではないでしょうか。これが女優です。スピーチでは「バットマン」の撮影時にコスチュームを着けて頑張ったジョージ・クルーニーを褒め称え会場を笑わせていました。

●●●幕間:Oscar Icon●●●

シドニー・ポワチエが、オスカー受賞の瞬間を思い出し、語りました。

<技術賞>

プレゼンターは、ジェシカ・アルバ。技術賞は毎年、この授賞式とは別に式典が催されます。技術とはあまり目立たない部門かもしれませんが、実は映画にとって非常に重要なのです。今年は斬新な発想を映画に取り入れた技術者達に13の賞が授与されました。グレインとシャープネスに関する新しいフィルムを開発し撮影技術を進歩させたイーストマン・コダック社にアカデミー賞が授与されました。ゴードン・E・ソーヤ賞には、新しいレンズを発明したデビッド・A・グランフトンにおくられました。

さあ、賞は、いよいよ主要賞の発表に入ります。

続きは次回お伝えします。

<関連リンク>

第79回アカデミー賞授賞式 1/2

第79回アカデミー賞授賞式 2/2

第78回アカデミー賞授賞式 2/2

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