悲しい参加者

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アナハイムでの、労働者とディズニーとの確執については、過去何度かご紹介しているところです。

が、ちょっと残念な行動がありました。未だに合意に至っていない労働組合Unite Here 11が、クリスマスの週に、子供達をこの抵抗運動に引き込んだのです。1000人を超える労働者は、ディズニーランドのParadise Pier hotelの外でピケをはり、その後外周道路を通ってDisneyland Hotelの前まで、キャンドルライトを揺らめかして行進を行ったのです。彼らは、ホテル敷地内に入ると警察に排除されることを知っていたので、あくまでもホテル敷地の外で行動をしただけで、またその行動はクリスマスシーズンということもあり、穏やかなものだったそうです。それでも、労働運動に子供を巻き込んだことについては、批判も多いようです。Unite Here 11は、直営ホテルの皿洗いやベルボーイ、クックなど約2300名が参加していて、主にディズニーとの労働協約の中で、社会保障費が削られることについて係争を繰り返しています。確かに彼らの給料は極めて低く、且つ社会保障費も削られており、厳しい状況にはあるようです。とは言え、抵抗運動に子供を引き込むのはどうかな、と言う気はしますね。まあ、生活が掛かっているから、何ともいえないところがありますが。ディズニーは妥協案を年末に出したようですが、その後の進展は不透明です。また、何らかの騒ぎが起こらないとは限らないですね。

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