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と書かれているのをあらかじめ読んでいたとおりで、牡蠣や穴子などの食べ物は美味しく魅力的でしたが、民藝的な品に魅力を感じるものは見出せませんでした。ましてや広島市内などは「昔と違って今は工より商が盛んなためか、作るよりも使う側に立つためか、この都で出来る特色のあるものは、少ないように見受けます」という通りでした。とうぜん、これは広島だけではないでしょう。ほとんどの地方都市が同じ状況にあるでしょう。京都などの一部の都市を除けば、その地にしかない物に出会うという魅力はほとんどないのではないかと思います。もちろん、地方都市だけではなく、東京でも同じです。世界的に見て、東京にしかない物がいまどれだけあるか。差異こそが価値なのだとすれば、他との違いを失い均質化された都市は物としての魅力を失ってしまうのではないでしょうか。もちろん、魅力の喪失は活気の喪失であり、様々な意味での活力の喪失につながっていくのではないかと思います。健康の美そうであるがゆえに、その地方の素材を用い、その地方に伝統的に伝わる技を用いて作られる手仕事の数々は、いまや貴重な価値をもつのではないかと思います。昨今、民藝に注目が集まっているのもこれが理由でしょう。まさに手仕事の技をもった人びとは、リチャード・フロリダが『クリエイティブ・クラスの世紀』で書いたクリエイティブ・クラスにあたります。柳さんが品物を評価する際のキーワードに健康の美というものがあります。物は美術品のようにただ美しく作られるだけではだめで、日常生活の使用に耐えられる実用性と耐久性をもって、使えば使うほど美しくなるような実用品としての美しさを備えている必要があるという。その必要を満たすものが「健康の美」をもち、そうした物が一国の文化そのものを健やかにするとも言っています。幸いにも手仕事の世界に来ますと、人間の自由が保たれ、責任の道徳が遥かによく働いているのを見出します。親切な着実な品を誇る気風が、まだ廃れておりません。品物として幾多の健全なものが今も作られつつあるのを見ます。しかも多くはその土地から生まれた固有な姿を示します。

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