箱根温泉箱根湯本温泉の人気温泉・ホテル・宿泊施設の紹介
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久しぶりに、名取さんが登場!・・・夏目と同じような境遇にありながら、妖怪に対するスタンスは夏目と違うということで、非常に気になっていたキャラクターでありました。
最初の出会いから、夏目自身も少しずつ成長しているはずなので、名取との交流の中で何かしらの変化が読み取れればと、今回は楽しみにしていたのです・・・。
名取と共に、温泉旅行へとしゃれ込んだ夏目。やや、面倒だとは思いつつも、夏目がこの旅行を楽しむことにしたのは、同じように妖怪が見え、きっと理解しあえる部分があるという安心感を名取に感じていたからか・・・。
そういえば、このように境遇を共にする人間との交流と言うのは、これまであまり描かれてこなかった部分でありますね。妖怪が見える人間の知り合いと言えば、学校に田沼がいますが、そこの日常もあまり触れられてこなかったように思います。
その意味で今回、名取が夏目に対して発する言葉は意味深で、いちいち引っかかるところが多かった。
「今の保護者の人達とはうまくいっているのかい?」、そう尋ね夏目が「優しくしてもらっている」と答えたら、「でも、ウソをつくのに疲れたら、いつでも私のところにおいで・・・」と優しく囁く、「私達ならウソをつかずに付き合っていけるかもしれないね・・・」という言葉も付け加えて・・・。
この会話だけでもう十分なぐらいに見えるものがあって・・・うん、夏目の揺れ続ける心というのは、理解出来る。そこはこの作品がずっと捉え続けている核の部分。では、名取は?というと・・・実は、彼も夏目とあまり大差ないのではないかな?と、今回は思えたりもしたのです。
で、名取の事を話す前にまず、夏目に関して・・・。最近彼は、人々からウソつきと罵られる夢を頻繁に見るようになったと、作中で話していましたね。
それというのは、現在の「わりと幸福な環境」によって生じた、「潜在的な恐怖の具象化」と言うべきものかもしれません。
つまり、夏目は今十分に幸せであるけれども、一方でそうした時間が長く続けば続くほどに、いつかこの幸福が壊れてしまうかもしれないという恐怖感も募っているのではないか?と思えるのです。
そこには、彼がこれまで人々から受けた心の傷というものが関係しているわけですが、「本当の自分を知られれば嫌われてるかもしれないという恐怖」みれは、一期の時から継続しているものなのでしょう。そしてもこのような心の壁を越えることこそが、夏目に残された課題である・・・と。
実は、これと同じような事が名取にも言えるのではないか?と思うのです。彼は妖怪を激しく憎んでいます。妖怪が信じられないのと同様、恐らくは人も信頼していないのでしょう。
過去に何があったのかは知りませんが、妖怪からは随分とビトい目に遭わされているはず。また、裏家業で生きてきた名取は、人間社会の闇も多く目の当たりにしてきたことでしょう。
その結果、彼が心のより所として求めたのは、境遇を共にする存在・・・つまり夏目であったわけですね。ウソをつかないでも付き合える関係ならば、裏切り、裏切られる事もないだろうという安心がそこには存在しているのです。
人も妖怪もウソつきで裏切る・・・結局、その憎悪の正体というのは、夏目と同じく「信じれば裏切られるかもしれない」という潜在的な恐怖に他ならないと思うのですよね。
臆病極まって、攻撃的になるというのは多々あることではないか?特に強い力を持っていればなおさら・・・。
では、そうした恐怖とどう向き合っていくのか?という答えは、物語の中で今後少しずつ示されていくものなのでしょうね。
今回夏目は妖怪を信じて名前を返したけれども、その妖怪は夏目の好意を裏切り、食おうとした。
信じ、裏切られ・・・は人も妖怪も同じなのであります。ただ、それでも夏目は関わることをやめないという姿勢を示した。そうした事の繰り返しが、少しずつの前進に繋がっていることを夏目自身、理解しているからでしょう。
それと・・・関わった事によって、生じた救いもあったという事実・・・。今回、妖怪に食われそうになった時、助けに現れたのは、別の場所で夏目が手助けをした妖怪でありました。
信じるに足る価値があるということは示されている・・・ただ、問題は理屈ではなく感情の部分。
夏目も、名取も癒される必要があるのです。傷をえぐらないためのウソならば、今は幾らついてもいいかもしれない・・・何れ分かり合えると信じられるなら。うん、今回もとてもキレイな話しだった・・・。
いやあ、随分と長い文章になってしまいました。結局、このように人に対して感じる壁というのは、夏目達でなくともリアル我々にだって存在するものだということ。
ただ、円滑な人間関係を構築する場合に、小さなウソは時として必要だし、そんな事は大人の社会では当たり前のものだと思っていたから、あの程度で「慢性的なウソ」なんて話す夏目は、本当に素直でいい子だと思います。
その優しすぎる感性が、危ういと・・・名取から見ればそう感じるところなのでしょうね。そして、それはかつての自分を見ているようでもあると・・・。以前に名取が夏目に対して「何かを伝えられるんじゃないか」と話していたのはそんな理由からなのだろうと思います。
ともかく、ラストに「話したい事が沢山ある」と、晴れ晴れした表情でその想いを反芻している夏目を見ていると、本当に良かったと心から思える。夏目には、帰るべき場所がある・・・そんな喜びを噛み締めているかのように見えたこと・・・うん、いい傾向だ。
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<今期終了アニメを評価してみないか?3の中間集計結果発表の模様をポッドキャストラジオでアップ!!>
1月14(水)に放送しました「ピッコロのらじお♪内」で行った、当ブログの企画「今期終了アニメを評価してみないか?3」の中間集計発表の模様をポッドキャストラジオにてアップいたしました。聴きたい方はこちらをクリック!↓
★(ネットラジオ)今期終了アニメ評価してみないか?3の中間集計結果発表!!
<毎週水曜日夜11時からは、アニメラジオの決定版!ピッコロのらじお♪!!>
毎週水曜日夜11時より、ねとらじにて「ピッコロのらじお♪」を配信中〜!!
ピッコロのらじお♪は、藍依さん、時雄さんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語るラジオでございます。WHITE ALBUM、まりあ†ほりっく、みなみけ おかえり、続 夏目友人帳、宇宙をかける少女、はじめの一歩 、ドルアーガの塔、黒神 、、鋼殻のレギオス、空を見上げる少女の瞳に映る世界、ヘタリア等 。興味のある方は是非聴いてみてください。ラジオの配信のお知らせは、当ブログトップページをご覧下さい。
<特集!「喰霊〜零〜はなぜ成功したのか?」&「09年スタート新作アニメ紹介」 ポッドキャストラジオ ピッコロのらじお♪第24弾&24.5弾をアップ!!(08/12/29更新)>
ポッドキャスト版「ピッコロのらじお♪第24弾」をアップしたしました。今回は先日最終回を迎えました「喰霊零」を特集!「喰霊零はなぜ成功したのか?」というテーマで、アニメブロガーさんと共に熱く語り合っております。さらに、2009年1月より開始されます新作アニメを特集!こちらも、アニメブロガーさんに集まって頂き、それぞれの作品を紹介、解説しております。沙雨さんとお送りするOPトークコーナーでは、スペシャルゲストが登場!アニメや声優などの話題について濃いトークを繰り広げております。さらにレトロゲーム紹介コーナーでは、幻の携帯ゲーム機「アタリ・リンクス」を紹介しています。
アドレスはこちら→「ピッコロのらじお♪第24弾&24.5弾」
<ブロガーの皆様にお知らせ>
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久しぶりに、名取さんが登場!・・・夏目と同じような境遇にありながら、妖怪に対するスタンスは夏目と違うということで、非常に気になっていたキャラクターでありました。
最初の出会いから、夏目自身も少しずつ成長しているはずなので、名取との交流の中で何かしらの変化が読み取れればと、今回は楽しみにしていたのです・・・。
名取と共に、温泉旅行へとしゃれ込んだ夏目。やや、面倒だとは思いつつも、夏目がこの旅行を楽しむことにしたのは、同じように妖怪が見え、きっと理解しあえる部分があるという安心感を名取に感じていたからか・・・。
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その意味で今回、名取が夏目に対して発する言葉は意味深で、いちいち引っかかるところが多かった。
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この会話だけでもう十分なぐらいに見えるものがあって・・・うん、夏目の揺れ続ける心というのは、理解出来る。そこはこの作品がずっと捉え続けている核の部分。では、名取は?というと・・・実は、彼も夏目とあまり大差ないのではないかな?と、今回は思えたりもしたのです。
で、名取の事を話す前にまず、夏目に関して・・・。最近彼は、人々からウソつきと罵られる夢を頻繁に見るようになったと、作中で話していましたね。
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