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第3話「妖退治 湯けむり行」今回はこの作品にしては珍しいタイプの妖が登場するお話です。でもそれだけでは終わらない素晴らしさ…。■本来は人ならざるものには非常に多いタイプ。

人間に敵意や怨念を持ち、表面上は光のもの、そう悪いものではない。と…狡猾に思わせ隙あらば取り込んでしまおう、喰らってしまおうとするのは悪魔でも怨霊でも神と名乗るものにも本来非常に多い…。ただし、そんな人間に仇なす存在を登場させつつも、それだけで終わらせないのが夏目友人帳だよなぁ…と、つくづく感じました。人だろうが、人ならぬものだろうが悪意を持つものは存在する。でも相手に左右されずどう在るべきなのか…。築けた絆がもたらす温もりのよさがどんなものか…。抱える心の痛みがどれだけ深くても、それはいつか癒して乗り越えていけるのかといった…本当に色んな事を考えさせる深いお話だったと思います…。■でも…まずはキラキラ兄さん名取周一と夏目のお忍び旅行一応ツッコムべきですかね(汗)なぜか夏目はキラキラ兄さんにペアの温泉旅行が当たったと誘われニャンコ先生を伴い、二人と一匹の一泊二日の温泉旅行が始まる。いやぁー…夏目は『同じ風景が見える友人はキミだけだよ』という言葉に魅かれて行く事に決めたわけですが(純粋に初めての旅行というのも、嬉しかったんだろうしね)…でもさぁー、やっぱこの組み合わせの温泉旅行は何故か…とっても怪しく映る!(・oノ)ノキラキラしすぎてるからだろうか…。1期を見ていない人のことも考えて名取の痣のことに思いを馳せながら…「おそらく名取さんは妖を恨んでいる」と深刻に考えてるのに…。突然『目のやり場に困る』って…別に男同士なら困らんだろうが∑ヾ( ̄0 ̄;ノ多分狙い通りツッコまされて負けた気がする……。

本筋は

■二人は共に嘘をつく者互いに近い境遇にいて相手の気持ちが分かるからこそ…気になる存在。本当に友になれるかも、そうなりたいと願ってはいる。でも、お互い黙っている事や秘密にしている事がたくさんあり…無意識、意図的かは問わずに嘘をつき続ける二人。その中にはもちろん相手を気遣うが故の嘘もあるんだけど…。今回は名取の方に特に濃厚に『嘘をつく者』としての傾向が表れていたように感じたものの…夏目もそれは同じで、それに気付いているからこそ名取は背を向けたまま心からの言葉を『でも 嘘をつくのに疲れたら私のところにおいで』ここは当然、純粋に出てる言葉だとは分かりつつも…男同士の友情でこの優しさの示しされ方をしたら…多分自分なら逃げ出すと思う。すみません(汗)でも、夏目の夢は本当に哀しい…。(妖怪を見るせいで小さいころから嘘つきだと言われ続けてきた夏目…多分それは名取も同じ。嘘など本来は全くついてなどいなかったのに…)でも、そう言われないために逆に嘘ばかりつくようになった二人…。見えているのに見えていないと嘘をつき、哀しいのに嘘の笑顔でごまかし…。そうやって二人はあまりにも多くの嘘をつきすぎて来た。だから、今では信頼できる大切な人が目の前に表れているのに…その人達に本当の事をすべて話して『嘘つき』と言われてしまうのが怖い…。そのために余計に最近では「あの頃」の夢を見るようになってる夏目…。そしてそんな、夢を見ながら涙が溢れ出ている夏目と、それを痛いほど理解しながら見つめる名取が共に痛々しい……。ただし、最後には『人を騙すのが癖になっていた…ちゃんと話せばよかった。ごめん夏目』と正直に謝れたし、夏目も『いつの間にか嘘をつき慣れてしまったんだ』とちゃんと、その気持ちが理解できてるわけだから…この二人はきっと少しづついい友人になっていけますよね。ただし、伏線?!別の祓い師というのは…1期のラストに出てたいかにも怪しい会合のメンバーなんでしょうか。何か、今後の展開に関わってきそうなあのシーンが忘れられないんですが…。

■三ッ目の妖怪冒頭の場面をどう繋げるつもりなのかと思っていたら。そうか、これ自体はよくある恩返しのお話なんですね。でもこの作品が好きなので贔屓目かも知れないですが、よくあるお決まりの話なのに、それでも素晴らしいと感じてしまう。小さな水溜りで立ち往生している小さな小さな妖たち…。

普通なら見て見ぬふりをしてしまっても当然の光景…。簡単に迂回する事が出来る水溜りなんだから(笑)普段の景色の中であんな光景を、人間がしていたらきっと『バカか。迂回すれば済むだろうが!』と失笑するだけかもしれない…。あるいは、気にも止めないかな…。もちろん、今回の場合は見た目が小さくて可愛いので自分でも気になり眺め、助けたくもなるかもしれないが…。でも夏目は見かけがどんなものであろうがいつも、ほっておけない…。一応『回って通ればいいのに』とツッコミつつも、その表情は滅茶苦茶あったかい顔をしてるんだよ夏目は(笑)で、この場面の『あの大きさ…』といった瞬間、見ていて嫌な予感がしたら…やはり髑髏が入ってた(苦笑)でも、夏目本人も言ってたようにこんな小さな優しさ「少し手助けしただけなのに…律儀に…」夏目に感謝したその髑髏の主が今回の夏目の危機を救う事になるとはね…。

でも、こんなふうに救われる事になったのは決して相手が大物だなどとは思わずに、ちょっと困っていた妖を純粋に助けてあげていた夏目だからこそ!そんなふうに夏目が絶えず優しさを示し続けてるからこそ!なんだよなぁ。『だって 見えてしまうから 泣いていたり 困っていたり そしてそれらは裏切ったり恩を返したり』優しさを示して裏切られる事は、人間相手だろうが妖だろうが変わらずに起こり得る。甘さは命取りになるのも人間相手でも同じ。だから優しさは示さない!甘くならない!泣いてる姿も困ってる声も耳を貸さない!聞こえないフリをする、見えないフリをする…そうやってまったく優しさを示さない事で仮に『甘さ』がなくてもそれは本当に強いわけではない…。夏目を見てるとそれは感じるよなぁ……まぁ、実際は甘さとのバランスが難しいんだけどね(苦笑)それにしても、個人的にはまたも夏目とは違うと言われてしまったレイコがどんな人だったのか…決して『甘くはなかった』レイコの抱えてた、夏目貴志よりもはるかに深い心の傷や寂しさや哀しさを感じてしまって、どうしてもレイコの方ももっと知りたくなるんだよなぁ…_| ̄|○■柊この妖やっぱり好きです!主(名取)の本当の気持ちを、名取が会計を済ましてる間にそっと教えてくれる柊にほっこりさせられました。

『主様は封印されているはずの妖を確認に来ただけだよ。せっかくの機会だからお前と話でもしたかったんだろう』もちろん名取は結果として巻き込む可能性も、どこかで利用してしまう事になるかもしれないことも心の片隅では十分承知していたと思う。でも本心の根っこの部分はただ夏目と話したかった…同じ景色、似たような境遇、嘘が癖になってしまってる者同士として…。これを名取のために、そして夏目の為にも語る柊の少しぶっきらぼうな話し方と、その心根…。今までも見せてきたように明らかに不器用そうな柊が見せてくれる、こんなちょっとした優しさや温かさが表れた場面に…すごく温かい気持ちにさせられました。そして、考えてみれば妖たちがそういう優しさを示すのは元々持ってる妖の心の純粋さと同時に、大抵夏目友人帳の話の場合は小さな小さな人間の側のさりげない行為に対する感謝の心が発端になってたりしますよね。人間の側は忘れてさえいるような、ささいな行為を忘れずに健気さを示す妖たち…。そして夏目は上でも書いたようにいつも、そんな自分ではおそらく忘れてしまうだろうさりげなさで、いつも自然に優しさを示している。このシーンは…男でも危うく惚れそうになるぐらいのさりげない優しさ(笑)

『悪かったなよく拭かないと風邪を引いてしまう』「ほっといてかまわないよ。妖怪は風邪なんか引かない」『あーそうか、良かった(笑)』本当に心から自然に出てくる優しさなんだよなぁ…。この時、柊に仮面があったのが残念です。でも、きっと柊はその仮面の下で『自分はこんな事で風邪など引きはしないのに…何故こんなにも、この人の子は優しいのだ温かいのだ…』と戸惑いつつも、照れながらひどく嬉しそうな顔をしていたに違いない…と想像しました(苦笑)もちろん、柊は名取命の健気な妖ですけど、夏目のこういう優しさに触れて嬉しくない筈はないよなぁ。とにかく、なんか書きすぎてますけど…このシーンも嬉しくなるような心温まるシーンだったんですよね…自分的には^^;まぁビシャビシャにしたのは夏目何だけどね(汗)それに、夏目と柊の場合には既に関係が出来上がってるというか夏目に一度世話になっていることは決して忘れないだろう柊だから、このシーンがなくても話してくれたと思いますが。さて、ほとんど触れる余裕がないですが■もちろん今週もしっかりニャンコ先生のブサ可愛い癒しも見せつけてくれましたよねw

『パトロールだパトロールだ』と嘘ばかりつく先生に呆れ(´д`)『毎度胡散臭い男だな』と言ってたくせに、温泉と知って急に態度を変えて『なにぃー行くぞー たまごたまご 温泉たまご♪』と手のひらを返す現金な所に笑わされ(笑)夏目の横でなんとも気持ちよさそうに眠る先生に癒され(´ー`)

温泉に浮かぶブタ猫の怒りっぷりやら…刺身追加でキランキランになる姿やら…夏目の肩に乗る相変わらずの何ともいえんその尻やら、腹を押さえつけられ悶絶する姿などなど…挙げていけばきりがない(´ー`)それから実は名取のバラ攻撃に蕩けた塔子さん……じゃなくて、普段遠慮してるばかりの夏目が温泉旅行に行くと言い出して、心底嬉しそうに夏目の頬を撫でてあげた塔子さんにも癒された(´ー`)さて最後には、いつものように夏目の語りが入りましたが…。『話したいことが一杯ある(のに)うまくいかない。でも、いつか話そう きっと話そう本当の心を知って欲しい人たちに』と語る夏目…。今回もスミエ、三つ目の妖怪、柊などの妖たちと名取との係わり合いを通してまた一歩前進した夏目でした。今回は泣かせるほどではないかもしれませんが、やっぱりいいお話でした。癒しも、笑いも補給できて自分は満足(笑)ただ又長すぎて読みにくくてスミマセン。また来週です。

2話の感想はここ

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